” ヤマトの国 ” のみなさん。
古史古伝の世界へようこそ。
教科書では教えてくれない 日本の[古代史]を 一緒に勉強しましょう。
古代ヤマトの国から日本国へと歴史を繋いできたわが国ですが、明治維新以降は日本には大きな変革がもたらされました。
しかし、それは良い事ばかりではなく日本古来の文化・思想を破壊し、「欧・米独自の唯物思想」が最先端であるかのような錯覚を促し、ともすれば経済的物質的な欲望ばかりが強調されがちな弱肉強食思想が根強く残るという弊害をも生み出してしまいました。
「ヤマトの神髄は ” 和 ” の思想にあり。」
日本人は、無神論者なのか。
そんな言葉よく聞きますね。しかし、己が信じる神のみがすべて正しい・・という考え方が、人類の歴史の中でどれほど多くの血を流してきたでしょうか。
それですべての人々が救われ幸福になるのなら間違ったものを正す正統な行為なのかもしれません、ならば宗教戦争や民族紛争はいつ終わるのですか。
国・土地・民族 それぞれに神仏がいてはいけませんか? 神仏を尊び自然に畏怖しそこに神を感じたりしてはいけませんか?
「神道」は、宗教ではない。
神道とは本来、一般的にいわれるような ” 宗教 ” とは少し違います。
宗教という固定概念に固まった方にもわかりやすく言えば、一種の「アニミズム」かもしれません。
アニミズムとは、生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。ウィキペディア
神道、特に古代神道と言われるもののは、私たち日本人のDNAレベルで刻み込まれている独自の「和:わ」の思想がもとになっています。
「和」とは、単に”みんな仲良く楽しく」という意味ではありません。
「和」とは「アメナルミチ」であり、”大いなる和” を以て尊しと成す(大和国) これが日本建国の精神なのです。
古代縄文時代、日本列島が大陸から切り離された頃はまだ「統一国家」というものはありませんでした。 しかし、遺跡から明らかになったことは、民族紛争や戦いの痕跡がなく人々の暮らしも比較的安定していたと云うことです。
少なくとも1万年以上、攻撃的な武器を持たず農耕や漁などで平和な暮らしぶりであったとされています。
その頃の中東辺りからヨーロッパまでの各民族の戦いと侵略、宗教観の違いによる衝突の歴史とは全く違う、独自の思想が根付いていた事がうかがえます。
イザナギ・イザナミの両神がアワのうたで教え諭し育てた民たちを、天照大御神はこのアメナルミチを以て慈しみ守ってきました。 それが、天君(スメラギ)の使命と責任であったのです。
私たちは、もう一度古代ヤマトの国より連綿と受け継がれてきたはずの独自の生活感・人思想や自然崇拝から国の成り立ちまでを思い出してみましょう。
神とは何か、「キミ(天君)、トミ(臣)、タミ(民)」とは身分階級ではなく、地上におけるそれぞれの役割分担を示すものであったこと。
天津神・国津神の使命は、命を尽くして大御宝(おおみたから:人々)を慈しみ守ることであったこと。
やみくもに他国の文化を否定し自身を誇張するのではなく、自身のルーツを正しく知ることが大切だと考えます。
古事記・日本書紀を理解し、更にそこに隠された真実に少しでも近づくために偽書と言われる「古史古伝」にも目を向け、一番大切なものは何かを探してみましょう。
人生はほんの一瞬の夢のようなもの、その夢を悪夢にしないために・・・。
ひまわり工房ブログ(Hello! YAMATO world !)は、本当に自由な思想とは何かを日々考えて行くためのひと時の休憩場所を目指しています。
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