「日本」のルーツを考える。カタカムナウタヒが語る世界! 第12首 ~ 第13首。

カタカムナウタヒ

日本最古といわれるの神代文字カタカムナウタヒには次元・時空の生成、量子(理論)に関する事柄が書かれていると言われています。極微粒子(素粒子)の粒子特性および波動性、人間の目に見えない潜象界(陽・精神)と目に見える現象界(陰・物質)の循環・重合、生命の成り立ちを説いていると言われています。

 

宇宙を構成する基本的な4つの力

理系の方なら誰でもご存じの、宇宙を支配構成する4つのちからとは、 強い力、弱い力、重力、磁力 の4つであると教わりました。(近年、重力についての定義も少し変わってきているようですが・・)

第12首

シヒ ハタ シヒ フミ カムミ アキ タマ ト アウ カムミ カタカムナ ノ ミソデ ホト アオ ココロ アカ クスベ アカ ミコト ハナクスベ コト ミチ トヨ クスベ ミチ ウタ シメシ

 

 

(シヒ ハタ シヒ フミ)正反重合したるものより発現したる物質それは (カムミ アキ タマ) 陰と陽に分かれた粒子であり、(ト アウ カムミ カタカムナ)潜象と現象とに対向するちから・かたちとなり空間を形成する神そのものとなる。

 示されているが目に見えぬちから、(正・反親和の状態で発生したエネルギー)潜象の粒子(カムミ)と現象(アキ)の粒子(タマ)との対向発生(フトマニ)。それらは神の実体であり、「カタカムナ」である。

アキタマトアウカムミ
アキ(現象を発生させる)タマ、(アマナのこと)とアウ(対向発生)するカムミ。アマナとカムミとの出会いで、必要な箇所に新たなヒコ(ひ:1からこ:9までが整い、すべてが揃ったヒトに成しうるもの)が誕生します。

 ミソテホト アオココロ アカクスヘ アカミコト ハナクスヘ 

 空間を形成するものは、(ミソデ ホト)やがて変遷を繰り返し安定した核(素粒子)となる。 (アオ ココロ) さらに、粒子は互いに結合・反発を繰り返し力の均衡を得て更に重合し新しい相を作り出す。(アカ クスベ) 渦の中心点は、フトマニの「あ・う・わ」、その「う」の一息から陰(現象界)が成り立つ(アカ ミコト ハナ クスベ)。 ヤタノカガミは渦の中心の事象面であり勾玉は渦を表現している。

アワ回りのマクミとサヌキ回りのイカツミが正反に独立し、マクミ・イカツミ・カラミという3種のマリが発生することでミツゴナミ(生命波動)も発生します。

コト ミチ トヨ クスベ ミチ ウタ シメシ これは核力を示し、原子の構成への移り変わり(素粒子生成と結合)を表す。

 この第十二首は、エネルギーの発現から物質化への変遷つまり宇宙の基本的なちから(大きい力、小さい力、重力、電磁力)をしめす。即ち、宇宙の万物万象の発生・現象、生命現象の、発生の理を述べており、そしてそれは、科学でいうところの、宇宙を構成する基本的な四つの力の発生について語っていると考えられる。

 

第13 首

スヒチニ ツヌクヒ イモ イククヒ オホトノヂ イモ オホトノベ オモダル イモ アヤカシコネ イサナミ イサナギ トヨ カブ シヌ ウキ フヌ マカ ハコ クニ

 

 

古事記によると、国常立神と豊雲野神の誕生後の大地ができたのちに

宇比地邇神(ういちにのかみ)男性神、 須比地邇神(すいちにのかみ)女性神

この二柱の神は、対神(夫婦であり兄妹神)である。 

そして、角材神(つぬぐいのかみ)男性神、活材神(いくぐいのかみ)女性神

この二柱の神も、対神(夫婦神であり兄妹神)である。

これらの神によって生命源となるものが生み出される。

スヒチニカムより分離凝縮し核を構成する、(ツヌクヒ)そして分子となるものはちからにより定着される、それは (イモ イク) 物質であり命の根源となる。

「イモ」は、妹であり妻であり女性の意。これらは、陰と陽(女性と男性)として表現されています。

(オホトノチ イモ オホトノベ)空間に形成・拡散されたものが、やがてところどころに凝縮結合し始める。

(これは、大戸能地神(おおとのぢのかみ)男性神 と 大戸能辺神(おおとのべのかみ)女性神 を指している。

この二柱の神も夫婦神とされる。

(オモダル イモ アヤカシコネ)繰り返し結合することでやがて質量を持った大きな体系(物理量)へと成長していくと共に(固有の)波動性を伴うものとなる。(イザナミ・イザナギ

星を形作り大陸の移動・形成をしたとされる、於母陀流神(オモダルノカミ)男性神 と 阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)女性神 の夫婦神。

伊弉諾神(イザナギノカミ)、伊弉冉神(イザナミノカミ)は、国生み神生みを表し、これらの神(カミ・ちから)によって、陸・海・空の形成をあらわすものと思われる。

ここで語られるイザナギとイザナミは、地上に降りて国つくりをするイザナギとイザナミではありません。

天津神として誕生したイザナギとイザナミは、地上へ降臨する際国津神となり実体の神として国つくりをはじめ諸々の仕事をしてゆきます。

参考:イザナギとイザナミは、幾世代もの間その名が継承されやがて人租としてその名が引き継がれていきます。これは、アマテラスやスサノオも同じことが言えます。

(トヨ カブ シヌ)安定・統一された4つのちからとエネルギー転換した物質

(ウキフヌ マカ ハコ クニ) エネルギー転換した物質の正負極性と凝縮、 核子の正反重合の繰り返しにより電荷量に応じて、原子核と電子の相対エネルギー量がかわる。諸々の始原量を持った原子となるプロセスとなる。

第十三首は、「ハコクニ」(原子に当るもの)の発生する物理を、示して(ウタシメシ)いると考えられ、生命発生の理を、「カム」から打たれた「クヒ」として、それが現象物質(ハコクニ・原子)の核(アマナ)となり、諸々の質量(オモタル)をもつ分子が構成されていくプロセスを示している。
現象の電子(イカツ)も原子(ハコクニ)も、万物万象はすべて、「カ・ちから、カミ」の変遷物であるという、潜象過渡(アヤカシコネ)の理(ことわり)である。

 

これはまた、人間の「苦」の根源は、事実では無く、脳が勝手に病んで「五蘊の盛苦」や「妄執の苦しみ」を起こすところにあることもあらわしているのかもしれない。

なぜ 自分の脳が、勝手な 妄執の苦しみ を起こすのか・・、人の思いも命も神の変遷物であるという理を知れば、うらみ、嘆き、苦しみから解放されるのかもしれない。
このウタヒは、私たちが考えるような宗教や道徳に関する説法ではなく、ただ淡々と「生命」(即ち、生命の発生と原理)を示している。 

 

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