「日本」のルーツを考える。カタカムナウタヒが語る世界! 第9首 ~ 11 首。

カタカムナウタヒ

日本最古といわれるの神代文字カタカムナウタヒには次元・時空の生成、量子(理論)に関する事柄が書かれていると言われています。極微粒子(素粒子)の粒子特性および波動性、人間の目に見えない潜象界(陽・精神)と目に見える現象界(陰・物質)の循環・重合、生命の成り立ちを説いていると言われています。

 

物質と精神の統合・生命の循環、カタカムナウタヒが語る生命の根源。

 

 

今回は、第9首から、第11首までを見てみたいと思います。

 

第9首 (すべての物質重合性・生命の成り立ち) 

アメノトコタチ クニトコタチ アメ クニカ ソコ ソギ タチ カタカムナ マノ トキ トコロ トコ タチ

 

 

 アメノトコよりクニトコ成りて(意思を以て発現し凝縮統合したるもの)、よりクニトコ成りて(天より地への発生・分離・凝縮し定常化そして展開したるもの)

アメ クニカ (陽:潜象)より出でたる物質と空間(陰:現象)そしてちから、ソコ ソギ タチ:(万象万物をカタチ創るのはカタカムナ)、潜象から現象化へと、発現し凝縮・定着したるものである。力が空間と共に広がること。そのようなカタカムナの性質をソコタチ(拡散性)と言う。

カタカムナ(意思を以て発現したるもの) マノ トキ トコロ トコ タチ(相似象として現象界:3次元空間が存在し、すべては惟神(カムながら)のうつし(投影)であること。

 3次元空間の中で、私たちはそれぞれ ” 個 ” であると認識してはいるが、現象化したすべては同一のものより成ったもの(分御魂)であり、” 個 ” もまた神であり、潜象の写しである。

 

第10首 (生命の発生とその源)

メグル マノ ミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ オノコロシマ カムナ ホグ アメ ツチ ネ ハシ マリ

 

 

メグル マノ ミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ :ヤタノカカミヨリ発現したるもの・その意志をもって出でたるもの(正反分離し発現したる粒子の集合・凝縮:それはアメノミナカヌシ、タカミムスヒ、カムミムスヒの所謂造化三神のこと)、それは、意思を以て存在したる生命エネルギー(タカミ)と、オノコロシマ:成したるものその行いを示すちから・物質化(カムミ)により、現象世界(オノコロシマ)は象(カタチ)創られる。

「イザナギ、イザナミの二柱が、天の浮橋にお立ちになり、ヌホコ(沼矛)を下ろして、海水をコホロ・コホロと掻き鳴らして引き上げると、柔らかくしたたり落ちる雫が積もって「嶋」と成りました。これをオノコロジマと言います」、つまり最初に形つくられたものを指す。

「カムナ」の分離投影であり、融合によって、アメツチネ(天地に在りし、万物万象物質界)すべての粒子の基であり、相似象として存在するものはすべて、写し(投影・融合)のハシマリ(始まり)となる。

『古事記』では「天地初めておこりし時に」の意。

 

第11首 (生命活動とその根源)

イハ フトヤ ネ イキ ツチ ノ ワ カタカムナ アマ ノ ヒト タマ カミ サキ サトリ ニナ タマ ノ ワケ ツミ イキ コト マリ ノ ワケ ヨミ

 

 

イハ フトヤ ネ イキ ツチ ノ ワ カタカムナ

ヒフミヨイ~ムナヤ まで、発生し引きあい重合が進行し、空間を満たし、個々の持続した生命をカタチ作るもの (生命を形作る各器官)の 個々の活動(イキツチ)、即ち様々の生命器官活動のワ(総和)が、生命体のチカラ(生体)になる。その調和と均衡の根はが「カタカムナ」にある。

生命を形作る器官をよく五臓六腑(ごぞうろっぷ)と言いますが、ホツマツタエでは、「イクラムワタ」と言います。しかし、これらは単なる臓器などではなく、人の体を司り、ひ(霊体)を繋ぎ留めること「魂:たま」と「魄:しい」を結びつけ、陰と陽、天と地の巡りを繋ぐ各要素を表しています。

「ちから」により発生した(アマの)微粒子の変遷により、ヒトツ(ヒト・個体)の生命体は「カミ」(潜象のエネルギー集合体)から分離成立する。

アマ陰陽の始りから変遷したヒト一つのタマ
タマというと、極微粒子のフトタマ、マカタマから始まって、イカツもマカハコクニ(原子)もオホワツミ、オホヤマツミ(細胞)も、体の器官も人もタマになります。ここではヒトタマを人とします。

サキもサトリも同じ形で、カミ サキ サトリ は(ちから)と(かたちつくられるもの)のサキ(派生)し、そしてサトリ(安定化する)

ニナ タマ ノ ワケ ツミ

分離した個々の生命体であり、生命の繰り返しの重合との変遷ニナによって「ワケ」られた(分離した)「ヨ」(現象界での)の「ミ」(実体)は、本来は「カミ」そのもの(神の分御魂:わけみたま)でもある。

様々な臓器をもってニナタマノワケツミは、体が新陳代謝し生命を維持してゆく。

イキ コト マリ ノ ワケ ヨミ

私たちの体の各部位が生命活動を営みながら、個体(アマノヒトタマ)として存在しうるのは、その生命活動により発生する生命の源であるカタカムナのチカラによるものであり、神の分御魂であるからであることを知らねばならない。

の要素は、イカツミ、マクミ、カラミ、トキ、トコロの5要素になります。

トキ、トコロも潜象界の(ちから)です。

カが右回りに渦巻いている状態をイカツミといい、左回りマクミと言い、左右の渦が絡み合っているのがカラミです。トキは収縮性を持ち、トコロは拡散性の場の働きになります。

 

 カテゴリー:カタカムナウタヒ

生命の発生からそのあり方や営みについて、多くが語られています。

説明は大雑把ですが、その思いを巡らし感じながら声に出すと良いでしょう。

 

 

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