「太上秘法鎮宅霊符」とも呼ばれる七十二種の護符。 江戸時代に彫られた門外不出の木版を使い、宮司さんが祈祷して作ったこの護符は、72の厄災から人を守護するものです。
星田妙見宮 (大阪府交野市星田9丁目60-1 )の霊符とは。
駐車場に車を止め、木立を通り抜け長~い長~い階段をやっとのことで上がっていくとたどり着ける本殿。
そのわきにある 授与所 で受け取ることができる霊符。 この霊符を司る神”鎮宅霊符神”とは、 玄天上帝( 玄武を人格神化したもの)であると考えられており、北斗北辰信仰の客体でありました。
妙見菩薩や天之御中主神等と習合し 、 陰陽道に限らず仏教、神道などの間でも広く受容されました。
ここで手にすることができる、太上神仙鎮宅七十二霊符は、日本では最も有名な霊符の一つです。
陰陽道最高の神ともされる「太上神仙鎮宅霊符尊」は神通第一にして霊験無比なること、この天尊(七十二霊符)に及ぶものはないとまでいわれました。 ( この鎮宅霊符神を開眼したのが、当時の陰陽師である安倍晴明であると言われます。 )
縦60 cm 、 横30cm の薄い和紙に、一枚ずつ木版印刷されたもので、知る人ぞ知る強力なパワーがあることで有名です。
今回、なかなか現地に行くことができない方の為に、全体写真を掲載してみます。額縁に入れ、神棚同様きちんとお祀りしなければなりません。
最近は、地方発送もしてもらえるそうです。
掲載写真は星田妙見宮様にて、祈祷後ご拝受いただいたものですの印刷しての転売・販売などはしないでください。ご自身でご使用ください。
我が家には親の代より受け継いだお仏壇があり定期法要もお寺に依頼して行っていますが、どちらかといえば親の形見的な位置づけでした。
実のところ、我が家の宗派(仏教系)や他の宗教に対する根本的な意義について、子どものころからどこか釈然としなかった思いがあったのですが、親から引き継いだものだからと無理やり納得してきました。
しかし、神道というものを深く知れば知るほど、そして古代日本の歴史を知れば知るほど単なる一宗教ではなく、日本人としての生活そのもの、つまりDNAレベルで染みついた無意識の中に存在する人としての基本的な生き方ではないかと考えるようになりました。
和室にはお仏壇があり、リビングには神棚を置かせていただいたのも、そんな思いからでした。子どもの頃からのもやもやがやっと晴れた気分でした。(余談)
機物(はたもの)神社 と 磐船(いわふね)神社
交野市には、妙見宮の他、いくつかの神社が点在しています。
「ハタモノの社」が本来の呼び名であったと思われますが、 後に七夕 (織姫) 伝説と結び付けられて、「秦」の機織りの「機」に換えて現在の機物神社のイメージ作りが行われた 機物(はたもの)神社(大阪府交野市倉治1丁目1-7)、
巨岩の下に広がる岩窟内に入る「岩窟めぐり」 や天磐船(あめのいわふね)」をご神体とする磐船(いわふね)神社 (大阪府交野市私市9丁目19ー1) があり、天孫降臨のロマンを味わえます。
修験道の行場を拝観する「岩窟めぐり」という、修行体験ができます。
申込時に貸していただく「襷」を首に掛けながら、無事岩窟巡り修行を終えると、修行の証がもらえます。
源氏の滝へ行く途中に、糸吉神社の鳥居は左手に見えます。
磐船(いわふね)神社 でお参りと岩窟巡りを済ませたら、おじいさんの古時計 で小休止と食事 それから星のブランコ展望台 へのコースをたどり 府民の森 ほしだ園地 管理事務所 (パーキングあり)へ降りる又はその逆をたどるコースが人気があるようです。
糸吉神社については、別記事(糸吉神社と機物神社)をご参照ください。
源氏の滝へ行く途中に、糸吉神社の鳥居は左手に見えます。
”源氏の滝” ・・いたずら半分で行ってはいけない、夜に行ってはいけない最恐心霊スポット!
また、その近くにある”源氏の滝”はかなり有名な心霊スポットで、礼を失すると必ず報いがあると言われています、気を付けてください。
相当不幸な目にあった実例をいくつも聞いています、真摯な気持ちで訪れてください。(本気の忠告です。)
天気の良い昼間、上空からその景色をドローン(Mavic Pro)で撮影しようとしましたが、なぜか動画全体に霧がかかったようになってしまい撮影できませんでした。
(そもそもモニター映像が白くかすんでいただけでなく、なぜかまともに記録できず、 家に帰って確認してみると正常に動作 )結露などという簡単な状況ではありません。(周辺の紅葉をとりたかっただけなのになぁ・・ちゃんとお願いして再チャレンジしてみます。)
春・夏・秋は、子どもを連れて散歩がてら水遊びをする親子連れの姿をよく見かけます。
小魚やカニなどがいて、木陰がとても涼しくて、風も心地よくのんびりでします。
決して、大人が騒いだり汚したりしてはいけません。
筆者より
糸吉神社・高天原本宮奥津宮神社を超え、源氏の滝から河野山へ向かう途中に 小さな祠 があります。(息子の話では、お稲荷さんのようで、ここのお稲荷さんに、妙に親近感があるみたいで・・ あることでお稲荷さんに怒られてから、年に一度は日本酒持参で参るとか・・)
糸吉神社 については詳細不明ですので、わかり次第順次掲載したいと思います。(機物神社同様、機織りに関係しているようですが何せ資料がない、糸へんに吉ですから 縁結びとも関係あるのかなぁ)
カテゴリー:古史古伝から学ぶ、真・日本古代史!
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