日本最古といわれるの神代文字カタカムナウタヒには次元・時空の生成、量子(理論)に関する事柄が書かれていると言われています。素粒子の一つである電子や光子の粒子特性および波動性、人間の目に見えない潜象界(陽・精神)と目に見える現象界(陰・物質)についても書かれています。

上古代の約1万2000年以前に、日本にあった古神道とは、
「仏教伝来以前の古代日本から日本人が信仰していた神道」であり、他の宗教の影響を受けていない神道の源流である。
現在、日本国民が参拝する神社等を代表する国家神道は、仏教、儒教、道鏡、キリスト教や真言密教・ヒンドゥー教と言った様々な宗教との共通点が多くみられ、神武天皇以降の時代の人の手が加えられた神道です。
物質と精神の統合・生命の循環、カタカムナウタヒは言霊
第1首から第3首までは、いわば序文であり4首以降ですべての理を綴っている。
簡単な説明を加えながら、それぞれのウタヒを紹介してみます。

第1首:( 根本原理の創作と伝承 )
カタカムナ, ヒビキマノ, スベシ, アシアトウアン, ウツシマツル, カタカムナ, ウタヒ
カム(神)よりイデシカムの道は、「 カタカムナ ヒヒキ マノスベシ」という宇宙の根本原理(サトリ)を知り、自身(アシアトウアン)の生命をマノスベに生き(ウツシ)、それを伝える(マツル)こと。
このサトリを知った(サトッタ)「アシアトウアン」が、マノスベの「カタカムナ ウタヒ」を示し、生命力(ヒビキ)を養い、わが身にうける。
陰・陽の循環により潜象界から現象界へと具現化し統一された宇宙にあるすべての根本原理。この世の理を得たるものにより、すべての理をここに示す。それがカタカムナウタヒである。
第2首:( 命とは )
ヤタノカカミ, カタカムナ, カミ
宇宙の万物万象(アマ))は、ヒから始まり(ヒフミ)ヒビキ、独立・変遷したものがカミ(アマ)である。そのちから(カ)(ヤタノカ)は、「カ」と「ミ」であり、それは、カム(無限の力)から「タ」した「カムナ」の「カミ」である。
宇宙を構成するものすべて、陰陽、正反同一すべてを生み出し循環せしものの根源は神であり、それこそがカタカムナであり、ヤタノカカミにより出でる。
第3首:( 心とは )
フトタマ, ノ, ミ, ミコト, フトマニ, ニ
宇宙(天:アマ)の万物万象(タマ)は、カムとアマの、重合(ト)によって発生(フトタマ)し、次々と変遷してゆくものである。
その実・質(ミ)は、ミコトであり、フトマニとして、安定して定着されるものである。
宇宙の万物は、カムとアマの重合により物質・生命となり、現象化即ち顕在(存在)となり定着するもの。フトマニ図の神を表す。
第4首以降は、物質と生命の根本原理、空間と時間の関わりやエネルギーの対生成・対消滅について謳われています。
カタカムナウタヒの序文であり、後世の人々が知るべきこと、すべきことが何であるべきかが描かれています。
言葉だけではなく、中心の図形とそこから派生する文字は言霊となり人間の生命に影響を与えるものです。 声に出して、唱えてみましょう。
「日本」のルーツを考える。カタカムナウタヒが語る世界! 第4首 ~ 8 首。
カテゴリー:カタカムナウタヒ
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